さまざまなアレルギーと関係すると言われているハウスダスト。
私自身もダニ、ハウスダストにアレルギーがあります。
やっかいなダニ、いったいなんなのだろう・・・
現在、アレルギー疾患の無い方も予防して発症しないようにしましょう。一度発症するとアレルギー疾患はとても厄介な病気です。
ハウスダストとは・・・
ちり、ほこり、ダニの死骸、フン、花粉、カビ、ペットの毛などのこと。
これらのハウスダストはアレルギー疾患の原因とも言われています。
ダニってどんな生物
ダニ類は昆虫と違い、頭部、胸部、腹部の区別が無く、触覚も無く、ほとんどの種類のダニは目も無い。
ダニの種類は世界で1万種くらい知られている。
大きさは1センチに達するものから、0.1ミリ以下のダニまでさまざま。
幼ダニは足が6本、脱皮を繰り返すたびに足が8本になる。
昆虫では無く、クモの仲間。
ダニは卵を1日2、3個生み続ける。成虫になったダニがまた卵を生み続ける。
ダニが増えた要因
住環境の変化。マンションなどの高気密住宅が増え、換気が悪くダニやカビが住みやすい環境になった。
冷暖房の普及により、ダニにとっても快適な環境になった。
コンクリートのマンションなどは木造の家と比べて、気密性が高く風通しが悪いため湿気も多い。
そのため、畳などにコナダニが大量に発生することがある。ほこり1グラムの中に、ヒョウヒダニやコナダニが多い時で1万匹を超えることもあるとか。
また、共働きの夫婦が増え昼間窓を開けることが少なくなった。
ダニとアレルギー
アレルギーに関しては生きているダニの影響よりも、ダニの死骸、脱皮皮、フンなどが乾燥して微粉末になり、それを呼吸器で吸ってしまったり皮膚の傷口から吸収することで、アレルギー反応を起こす。
アトピー性皮膚炎、喘息、鼻炎、結膜炎など。
ダニの住みかは・・・
カーペット、畳、ふとん、布製ソファーなどが快適な住みか。カーテン、クロス壁、ぬいぐるみ、衣類にも生息。
フローリングにはほとんど生息できませんが、ダニのフン、死骸がほこりとともに舞い上がる。
ダニのエサ
人間のアカやフケが大量に含まれたほこり。食べ物の残りカス、カビなど。
他のダニをエサとするダニも。
ダニと温度
20〜30度。25度付近が一番活発に活動。50度以上が1分以上続くとほぼ死滅する。
ダニと湿度
75%前後が活発に活動。50%以下でかなり死滅。空気湿度では無く、ふとんや畳、カーペットなどの住みかの湿度。
空気湿度より内部はかなり湿気が高い。
主なダニの種類
【チリダニ類】
ヒョウヒダニ(コナヒョウヒダニ、ヤケヒョウヒダニ)
体長0.3〜0.4ミリ。
室内のちりに最も多く発生。室内全体の70〜90%がこのダニ。
アトピー性皮膚炎、喘息、鼻炎、結膜炎などアレルギー疾患の主な原因。
フンや死骸がアレルギーの原因になる。
人のふけや食べ物の食べこぼしなどを食べる。
人は刺さない。
ダニ数のピークは7〜9月。
寿命は約1ヶ月。
ケナガコナダニ
体長0.3〜0.4ミリ。
米麦、豆類、チーズ、粉ミルクなどの食品や家畜飼料、畳やわらにも大発生する。
わらや乾燥食品を食べる。
ダニ数のピークは6〜8月。湿度の高い家では冬季も発生。
寿命は約10日間。
【ツメダニ類】
ツメダニ(ミナミツメダニ、フトツメダニ、ホソツメダニなど)
体長0.3〜0.8ミリ。
食品、屋内のちり、畳、家畜小屋、倉庫に発生し皮疹を起こす。
人を刺す。刺されると強い痒み、赤い刺しあとが残る。
コナダニや他のダニ、小昆虫を食べる。
他のダニが増えるとツメダニも増える。
ダニ数のピークは7〜9月。
寿命は約2週間。
ダニ対策
ダニの生息条件を理解して、ダニを減らすことを心掛ける。
ダニの住みかを減らす
カーペーットやじゅうたんを取り除く。
ふとんのダニを減らす。天日干しののち必ず掃除機をかける。
布団は丸洗いできるものや防ダニ加工しているものもあります。
シーツや枕カバー、パジャマなどこまめに洗濯する。
カーテンなども洗濯。
ぬいぐるみなどは黒いビニールに入れて外に干す。
室内でペットは飼わない。
掃除
ダニを増やさないためには、日頃からこまめに掃除する。
畳はゆっくり掃除機をかける。目安 1畳30秒。
フローリングなどはほこりが舞い上がります。掃除機だけでは不十分なため、ぞうきんがけをする。
掃除機の噴出し口などからほこりやダニが漏れるので、掃除をする時は窓を開け換気。
掃除がしやすいようにお部屋の整理整頓。
ふとんを干した後、掃除機をかける。(おふとん専用ノズルが販売しています)
布ソファーも掃除機をかける。
通風と換気
こまめな換気をする。
お掃除の時はもちろん、時々窓を開ける。
効率的な換気とは・・・
対面するふたつの窓を開ける。風の入口と出口をつくります。
また高い位置の窓と低い位置の窓を開けると、風が通りやすくなります。
また強制的に換気(換気扇など)をしても良い。
通風とは・・・
風を通すこと。空気の流れを良くして空気を通わせること。風通しのこと。
換気とは・・・
汚れた空気を外に出し、外から新鮮な空気を取り入れること。
湿気対策、除湿
こまめに換気し、湿度を減らす。
湿気の多い時期は除湿機などを利用する。
ふとんの湿気をとる。天日干しや布団乾燥機などの利用。
押し入れの通風を良くする。お天気の良い日は戸を開けて風通しを良くしたり、すのこを使用する。押し入れに除湿剤を入れる。
扇風機の風を押し入れに送り込んでも良い。
注意
花粉症の方は花粉の時期、窓を開けたりお布団を干すと花粉症が強く出ますのでご自分の体質を見ながらにしましょう。
調べてみて・・・
ダニの映像を見ていると痒くなってきました。虫、苦手です。
お掃除は頑張っているつもりですが、ぞうきんがけはしていませんでした。しないといけないですね。
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